ジュニアサッカーを応援しようのサイトにチビリンピック決勝のレポートが掲載されました。
同大会、2度目の対戦を制した江南南サッカー少年団が念願の初優勝を果たす!
(文・写真●中澤捺生/ジュニサカ編集部)
以下サイトより
5月5日(金・祝)に『JA全農杯チビリンピック2017小学生8人制サッカー全国決勝大会』の決勝戦が日産スタジアムにて行われ関東代表2・江南南サッカー少年団(以下、江南南)が九州代表・サガン鳥栖(以下、鳥栖)を2-1で下し初優勝を飾った。
両チームは同大会の予選で対戦。その時は激しい打ち合いの末3-3の引き分けに終わっている。決勝戦も互角の展開が予想された。
試合が動いたのは6分。3番・林奏太朗くんがCKから正確なボールを中に入れると混戦の状況から10番・増崎康清くんがこぼれ球を蹴り込み鳥栖が先制。勢いに乗った鳥栖は増崎くんを中心に何度か江南南のGKを脅かした。
劣勢だった江南南だったが、第2ピリオドに入るとすぐに同点に追い付く。ペナルティーエリアの右でFKを獲得すると10番・川原良介くんが強烈なシュートを放つ。ボールは相手GKの手を弾きゴールに吸い込まれた。
「入らないと思ったけど入った瞬間は嬉しかった」と試合後、同点ゴールを振り返っている。
逆転を狙いたい江南南は16番・上西遥喜くんや9番・木村建貴くんがサイドからドリブルで仕掛け何度も鳥栖ゴールに迫る。しかし鳥栖のディフェンス陣がなんとか踏ん張り逆転を許さない。
第3ピリオドも江南南が主導権を握る。開始早々9番・木村くんが裏に抜けだしGKと1vs1になるも相手GKに阻まれた。この後も江南南は何度もゴールに襲い掛ったがゴールを奪えず、鳥栖は江南南ディフェンス陣の出足が鋭く反撃の糸口を掴めない。
試合は残り4分。このままPK戦にもつれ込むと思われた8分に江南南がついに逆転に成功する。16番・上西くんが左サイドをドリブルでペナルティーエリア内に侵入しグラウンダーのクロスを送ると「上西君くんの最高のパスを決めるだけだった」と9番・木村くんが冷静に流し込んだ。試合はこのまま2-1で終了。江南南サッカー少年団が大会、初優勝を飾った。
■優勝 江南南サッカー少年団 松本監督のコメント
自分の持っているものを決勝戦で全部出してこいと選手をピッチに送り込みました。結果、全員が力を合わせて自分の持っているものを1人1人出すことができた。次は冬にある全日本少年サッカー大会で全国制覇を成し遂げたい。
■準優勝 サガン鳥栖 佐藤監督のコメント
準決勝のマリノス戦からタフな試合だったんですが引き続き決勝戦でも選手たちがモチベーションを高く持ち、最後まで走り切って戦い抜くことが出来たことは良かったと思います。ただ、ここで勝ちきれなかったことはまだ足りないものが多くあると思うので課題を1個ずつフィードバックして成長できるようにしていきたい。