30期が先日行われた第24回全日本少年フットサル大会 バーモントカップ
埼玉県大会で優勝!
先輩達から引き継いだ大会連覇記録を9連覇とした。
大会の様子はジュニアサッカーを応援しよう
でご覧いただけます。
以下ジュニアサッカーを応援しようの記事より転載。
10月19日(日)、宮代総合体育館にて「第24回全日本少年フットサル大会埼玉県大会」の決勝トーナメントが開催された。
準決勝の第1試合は、第23回大会で日本一に輝いた江南南サッカー少年団(以下、江南南)が登場。FCアビリスタと接戦を演じた末に、2−1で勝ち抜けた。続く第2試合では、コスモSC川越(以下、コスモ)が、malva saitama fc U-12と対戦し、4―2で決勝に駒を進めた。
江南南対コスモによる決勝は、午後1時にキックオフ。序盤から攻めたてたコスモが前半1分に13番・南雲くんのゴールで先制点を奪った。江南南はボールが収まらない立ち上がりとなっていたが、次第にエンジンが温まってくると、同点弾は2分のこと。10番・津久井くんのシュート性のボールを、セカンドポストに詰めていた11番・船戸くんがインサイドで流し込むと、さらに4分には、またしても10番・津久井くんの攻撃を起点に11番・船戸くんが勝ち越しゴールを決める。
だが、コスモは逆転されても動じず、8分に7番・唐木くんのゴールで振り出しに戻すと、試合の流れを引き寄せにかかる。もちろん江南南も活発なパス交換や強引なドリブルの仕掛けで一歩も引かず、この後は白熱した主導権争いとなった。
そして、前半9分になって再びスコアが動く。江南南はまたもや11番・船戸くんのゴールが炸裂すると、残り10秒のところで10番・津久井くんのドリブル突破から4点目が決まり、ここで前半が終了。江南南がコスモに2点差をつけてハーフタイムとなった。
後半、江南南はセットプレーやキックインの流れから10番・津久井くんが2得点、5番・唐木くんが1得点決めて7−2とコスモを引き離すと、ここから攻撃のペースをスローダウン。ボールを保持することで時計の針を進めていく。
一方のコスモにしてみれば、過去に江南南と対戦経験があるだけに、こうした時間の使い方は織り込み済みなのだろう。慌ててボールを追い回すことなく、ボールを奪取するタイミングを見定めると、5分に7番唐木くんがカウンターから得点を決め、さらに7分には11番・根岸くんが右サイドを粘って江南南のゴールネットを揺らし7−4とした。
だが、やがて電光掲示板の残り時間は「0:00」を表示。江南南が9大会連続で埼玉県代表の座に就いた。
敗れたとはいえ、コスモの攻守に渡っての奮闘ぶりは見事だった。タイムアップの瞬間も江南南のゴールに強烈なシュートを打ち込んでいた。それは、まさに最後まで諦めない姿だったのではないだろうか。
さて、優勝した江南南だが、決勝でのパフォーマンスを見る限り、2年連続での日本一は十分に可能だと感じた。「1回も負けないで、絶対に2連覇したいと思います!!」前回の優勝メンバーでもある10番・津久井くんの言葉が頼もしい。
■江南南サッカー少年団 松本総監督のコメント
決勝は5点が分岐点(目安)と考えていました。5得点したほうが優勝できるということです。前半を4−2で折り返したので、選手たちには「あと1点だよ」と言って後半のピッチに送り出しました。ただ、まだまだ決められるチャンスはあったので、そこをきちんと決めきれるようにならないとダメですね。