2011年07月12日

17歳の戦い

BSフジで 「 FIFA WORLDCAP U-17 メキシコ大会 決勝戦 」 がやっていたので思わず見入ってしまった。


決勝戦の会場は メキシコサッカー聖地 【 Estadio Azteca 】 (エスタディオ アステカ)


70年、86年のW杯でメンインスタジアムとて使用され、サッカーの神様 ペレ がブラジルを優勝に導き、


ディエゴ ・ マラドーナ が数々の伝説をつくり アレゼンチが2回目の優勝を手にした場所でもある。


収容人数 11万4000人。


17歳の世界一を決める戦いの場は、満員の観衆で埋め尽くされていた。


「 17歳の戦い 」 で10万人を超える観衆・・・・・


熊谷市の半分近い人がサッカーを見に行く事になる。


日本にそんな日が来るのだろうか・・・・?


試合の内容は、技術、戦術、体力、メンタル共にハード且つ、ハイレベルな試合だった。


メキシコ代表選手の中に ジュリオ・ゴメス(No.8) と言う選手がいる。


準決勝のドイツ戦 先制点と決勝点 と叩き込んでいる。


決勝点は CKからのこぼれ球を オバーヘッドでネットを揺らした・・・


まさに 執念のゴール。


だが、尊敬するのはそこだけではない。


実は、メキシコの同点ゴールが生まれた時、相手選手とヘッド競合い、そのままゴールの中へ、流血・・・


しかし、止血し包帯をぐるぐる巻きにてピッチに戻ってきた。


視覚を遮られプレーしずらそうだったが・・・・・・


その後の、決勝点なのだ・・・



決勝戦は途中出場。


やっぱり包帯はぐるぐる巻き・・・


でも戦っていた・・・その選手だけではなく。


ピッチに立つ選手全員と控え組、監督やコーチ陣が、戦っていた。


結局、 2-0 で開催国 メキシコがウルグアイを下して優勝。


「 17歳の戦い 」 は幕を閉じた。




聖地  【 Estadio Azteca 】 (エスタディオ アステカ)が揺れていた。


日本の解説者が言った。


「 両チームの選手達は、まだ、「 育成世代 」 です。 これかの選手ばかりですから・・・ 」


「 育成世代 」 の選手のサッカーに、11万人の観衆が歓喜する・・・・・すげぇー事だ。






そー言えば、そんな試合を魅せられたから やらせてもらっているんだった。


「 熱い試合 」 をやらせてあげたい。





いつも思う・・・「 戦えていたのか? 」


奴等の事、「 引き出せているか? 」



8人制ラストの大会・・・悔しさと未熟さ。



こっちの決勝戦も観戦した・・・ 


子供達がファイトしていた・・・


9番の小さい子は、前線から全力でボールを追いかけた。


ボールが体にぶつかる。


そしてを運ぶ・・・・・だけじゃない。 


見てるし、出せし、狙ってるし・・・だから運べる。



「 俺達が勝つ! 」 見たなものが伝わって来た。



それを引き出せている・・・・・







てっぺんを争うステージには、「 戦う集団 」 しか上がれない。


「 上手くなる 」 には練習するしかない。


「 強くなる 」 にはその殻を自分で破るしかない。


最後は 「 自分で決める! 」 


「 強い意志 」 を持つ事が、自分自身を向上させる。






【 直向き 】 に前進。







投稿 : 正義の味方 ミジュクマン ・ コーチ
posted by 江南南 at 02:05| コーチだより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする