6/19(日)震災の影響で出来なかった26期の卒団式が行われた。
やると決まってからの準備期間はわずか4日!
それでも、1人が体調不良で早退した他は26期全員が集まった。
さすがだ。
江南南は常に「スクランブル状態」だ、この経験は生きていた。
お父さん、お母さん達も凄かった。
いつも卒団式の様に、普通に餅つきもやった。
この、餅つきのもち米は去年、26期が6年生の時刈り取ったのを
大切に保存していたそうだ。
赤飯も炊いた。
そして、各学年の親子サッカー対決が始まりメインの試合を迎えた。
「江南南26期スペシャルマッチ」
江南南26期VSレアル・オヤジ
マッチコミッショナー ヨウスケ・マツモト
実 況 バン・バン高橋
解 説 セルジオ小山
ピッチサイドレポート パク・栗田
で全世界に向けて実況生中継された。
海外出張から帰った26期コーチ、ライム吉原もレアル・オヤジに加わり
豪華メンバーでも対決となった。
試合は、セルジオ小山が「ワールドクラス」を連発!する好ゲームとなった。
ラーメン山沢はトンコツが好きと言いながら、粘りのないあっさり味の塩ラーメンの様な
プレイで会場を沸かした。
アレッサンドロ・ババはこの日3試合目にも係わらず、歯をくいしばり走った。
ゴシゴシ・笠原も果敢に右サイドを駆け上がった。
この26期の保護者代表として、がんばったスギムラ・ガリクソンも後方から献身的な
プレーでチームを支えていた。
ドッケン・ナカジマは現場から駆けつけ、長靴のままプレーした。
試合終盤になると、ワールドクラスらしくレアル・オヤジはトップと最終ラインの距離が80m
位になり、あえて26期にスペースを与えていた。
そして、少し試合が荒れてきた時・・・
モンゴル帰りの「センターサークル審判法」の世界的な権威アンパン・フクシマがさすがの
試合コントロールを魅せていたが、ペナの中でヘディングに行ったシュミレー・樋渡の頭に
相手選手のスパイクが!・・・・
アンパン・フクシマは躊躇無くポケットに手をやりカードを出した。
そのカードは・・・・・
「VISAカード」だった・・・・
さすがだ。
このPKをファーマー・マツモトが落ち着いて決めた。
蹴る前にGKに何か言っていたが・・・
試合は26期が3対2で勝利した様に思えたが、その後お母さんとのPK対決となった。
少し、成長した選手達はちょっと照れくさそうにPKをしていた。
最後は、26期全員から1人一言。
中学生になって2ヶ月が過ぎようとしている選手の挨拶は、しっかりとしていて
どの選手も、親に対しての感謝の言葉を伝えていた。
今、ケガでサッカーが出来ないセルジオ氏のご子息は、スペイン人かロシア人と結婚するという
大きな目標を語った。
一番最後に挨拶をした選手は、感極まり涙し「親」「後輩」「監督・コーチ」に感謝の言葉を告げた。
こうして、3ヶ月遅れの26期卒団式が終わった。
26期の選手、保護者の皆様
御卒団おめでとうございます。
当日は、色々とお世話になりました。
ありがとうございました。
【高橋弟】