2010年11月23日

県少年団大会@埼玉新聞

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江南南 史上初 4連覇

県少年団中央大会
第39回県サッカー少年団中央大会(県スポーツ少年団、県サッカー協会、
県教育委員会主催、埼玉新聞社など後援、埼玉懸信用金協賛)は
21日、埼玉スタジアム第2、3グラウンドで準決勝、決勝が行われ、
決勝で江南南(熊谷)が越谷FCJrを1−Oで下した。
史上初の大会4連覇を果たし、優勝回数も最多の10に伸ばした。
3位は浦和三室(さいたま)と寄居FC2001
 上位4チームには主催者、協賛社から賞状、メダルなどが贈られた。
 
江南南が後半終了間際に得点し、堅守の越谷FCJrを退けた。
江南南はボールを左右に散らしゲームを支配するも、今大会1失点と堅守を
誇る越谷から決定的な場面がつくれない。
試合が進むにつれ、ダイレクトパスを使い、さらに相手を揺さぶった。
後半19分、MF中島のパスがDFの裏をつく。
反応したFW萩原がドリプルで持ち込み、GKとの1対1から左隅に決勝ゴール
を蹴りこんだ。
越谷は後半20分に全員をあけてのCKを迎えるも、得点にはいたらなかった。

努力結実、歴史築く 

 江南南が史上初の大会4連覇。最多を数える優勝回数も大台の10に乗せた。
チームを見守ること26年の松本ヨウ佑(ヨウは巾に昜)総監督は
「10回はすごいね。子どもたちが努力してきた結果」と目を細めた。
 最後の関門となった越谷FCJrとの決勝。
後半19分、試合を支配し続けた江歯南がついに均衡を破る。
中島剣士郎のパスを右サイドで受けた萩原大智がゴール前に持ち込み
GKと1対1。「空いているのが見えた。」左サイドネットヘ冷静に突き剌
した。
 準決勝に続いてきん差の勝利。主将の佐藤拓哉は「4連覇が懸かり緊張していた。
勝ち切れたのは心の強さがあったから」と口にした。
 現26期生を小学1年から6年間指導に当たった吉原邦陽学年監督は
「重圧の中で一生懸命やっていた」と教え子の成長に顔をほころぱす。
「入団当初は昆虫を採ったり、木登りをしていたのですが」と懐かしむ。
 まずは練習の中で遊びを取り入れながら、ボールに親しんだ選手たち。
低学年の頃から先輩たちの活躍を試合で見て「将来自分たちも」という思いが
芽生えた。
Jリーグ浦和でプレーする19期生の原口元気さんらあこがれのOBもいる。
 選手たちはユニホームの左胸にある「南」の文字を握りピッチに入場した。
誇りは脈々と受け継がれる。「自分たちの代で歴史をつくることができてうれし
い」と主将の佐藤。
 江南南には選手、揃導者、父母が三位一体となった家族とも呼べる「絆」がある。
閉会式後、父母たちが指導者や選手を迎えた。松本総監督がその輪に向け応援のお礼を
述べるべる。選手の鍛錬とチームの絆、伝統が結集し、江南南が金字塔を打ち立てた。
(丹羽良平)

posted by 江南南 at 21:21| (OB)26期だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする