2010年05月26日

もうあれから3年・・・思い出の全国B

さすが、西田コーチ!
最高のくじを引いた。
県大会1回戦の対戦相手は「新座片山」だった。
これで、もう余計な事は考えずに済む。
監督、コーチ、選手、保護者、在団生、OB、支援者皆そこに集中すれば
いいだけだった。
抽選会の後の練習は、更に空気が変り、高い意識の中で行われていた事を記憶している。

「想いは実現する」 強く、心を注ぎ込んだ想いは必ず実現出来る。
但し、良い事も悪い事も。
いつしか、呪文の様にこの言葉をつぶやいた。
子供達にも伝え、負けると失敗するイメージはしない様にしようと、選手、保護者
上げ、上げムードを作ったと思う。

上げ、上げムードの中、後は神頼みだけとなった。
日本一の神様の所へ行こう。
高橋兄弟は日程を調整し始めた、周りは冗談かと思って失笑やクレイジーの声が
聞こえてきた。が、この失笑ムードに歯止めをかける人物が「私も行く」と声を上げた。
「ダンディー黒田」ことケイゴの父ちゃんだった。
「出来る事はしてあげたい。」
社内では管理職、一見クールに見えるこの人 実は凄く熱い男だった。
「えっ黒田さんまで・・・」
これで、一気に本気度がました。(高橋兄弟は最初から本気だったが。)
いつもの様にオミさんは一歩引いて、行かなかった。


こうして、23期お伊勢参りが決行される事となった。
大安を選び平日にも係わらず仕事を調整し、仕事が終わってから高橋兄弟は深夜
12時頃新宿発の夜行バスで名古屋にむかった。
出発前に景気付けに寄った居酒屋では「南」の付く、縁起の良い泡盛を発見して
乾杯をした。
23期 003.jpg


ケイゴの父ちゃんは横浜での仕事が終わった後、新幹線で前泊。
よく早朝、名古屋駅で合流する作戦だった。

続く

posted by 江南南 at 14:50| (OB)23期だより | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする