冬のグランドは霜のせいかぐちゃぐちゃになりやすい。 芝のいいグランドよりも、ボールコントロールが難しい。 パスも通らない、ドリブルも上手くいかない。 風が強いと最悪になるが、どのチームの選手もコーチも愚痴のひとつも言わずゲームが進む。 真剣勝負が続く、ゲームが出来る喜びが一つ一つのプレーに現れる。 2ヶ月前より、どのチームの上手くなっていた。 練習する場は違っても、ユニフォームは違ってもみんなサッカー仲間である。 夕日がきれいになる頃、 「ありがとうございました。」と、 元気な挨拶が江南公園グランド響きわたる。 とんぼかけが始まった。 なかなか平らにならない時に、隣の野球部の監督さんがなにやらボソボソ・・・・・・。 グラセンの道具を貸してくれた、自分に出来るか心配になった。 グランドはみんなで交代で貸してもらう物、大事に大事に使わなくちゃいけない。
隣の野球場はすぐにでもプレーボールできそうに整備されていた。 遠くから遠征に来てくれたみんなありがとう。 野球部の監督さんありがとう。
江南公園グランドありがとう。 まつもと



